【Office】ライセンスのない製品と表示され、認証時に0x8007005と表示される

2020年12月10日2021年1月14日

1. エラーコード0ｘ80070005
2. そもそも0x80070005とは…
3. セキュリティーソフト・Officeをアンインストール
4. 念のために、Windows10を上書きインストールする
- 4.1. バージョンに合わせたメディアを作る
  - 4.1.1. 過去のバージョンをインストールする時は、こちらを参考に
5. Officeの再インストール

エラーコード0ｘ80070005

“申し訳ございません。問題が発生したため、現在この操作を行うことができません。後でもう一度お試しください。 (0x80070005) “

レジストリを更新すると解決できる。
＊ただし、レジストリーの更新が正しくないと、最悪の場合リカバリーが必要になります。
以下、レジストリ更新の手順です。

すべての Office アプリを閉じます。
画面の左下隅にあるWindowsボタンを右クリックし、[実行] を選択します。
[開く] ボックスに「 regedit」と入力し、[ OK] を選択します。
レジストリエディターにデバイスの変更を許可するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、[はい]を選びます。
レジストリエディターでHKEY_USERSを展開し、[ S-1-5-20] を選択します。
[ S-1-5-20 ] を右クリックして、[権限] を選択します。
[追加] を選択します。
ログインしているユーザーの名前を入力し、[名前の確認] を選択して、[ OK]を選択します。
[詳細設定] を選びます。
[セキュリティの詳細設定] の [アクセス許可] タブで、追加したユーザーを選び、[編集] を選びます。
[基本のアクセス許可] で [フルコントロール] を選び、[ OK]を選びます。
これにより、高度なセキュリティ設定に戻ります。
[セキュリティの詳細設定] の [アクセス許可] タブで、[ネットワークサービス] を選択し、[編集] を選択します。
[基本のアクセス許可] で、フルコントロールを選択し、[ OK]を選択します。
これにより、高度なセキュリティ設定に戻ります。
[セキュリティの詳細設定] で [すべての子オブジェクトの権限エントリを継承可能なアクセス許可エントリで置き換える] というチェックボックスをオンにして、[ OK]を選択します。
レジストリエディターを終了し、いずれかの Office アプリを再起動して、もう一度ライセンス認証を試します。

ちなみに…S-1-5-20が見つかれませんでした(-_-;)

そもそも0x80070005とは…

0ｘ8007005のよくある原因は

サードパーティ製のセキュリティソフトが邪魔をしている。
常駐ソフトが邪魔をしている
ファイルに適切なアクセス権がない

3であれば、レジストリーの更新することで解決しますが・・・
僕の環境ではS-1-5-20がありませんでした(；´Д｀)

ゆえに、1と2を疑いました。
ただし、Windowsシステムが破損している可能性があるため、上書きインストールをします。
Windows+R、［winver］と入力して現在のバージョンをチェックしましょう。

セキュリティーソフト・Officeをアンインストール

作業を始める前に、セキュリティーソフトをアンインストールしてください。
ただし、再インストールが出来るようにするためプロダクトキーやらアカウントがあることを確認します。
アカウントやプロダクトキーなど（初回インストールで入力もしくは作成した物）が無いと再インストールが出来ないことがあります。

Officeの完全アンインストールもしたいので
Officeをアンインストールするこちらからどうぞ。
文章の後半に差し掛かる辺りに「ダウンロード」があります。
そちらを使うと完全にアンインストールが出来ます。