Officeが起動できない。再インストールが出来ない。削除が出来ない。

Officeがエラーを出す

Office(Word、Excel、PowerPointo、outlookなど)を起動するとエラーが発生し、起動しないことがあります。
エラー内容は様々ですが、基本的に修復するところからスタートした方が良いでしょう。
とりあえず、試したいことを記載しました。
途中で正常起動するようであれば、そこで完了です。

1.セーフモードで起動させてみる

Officeにはセーフモードが備わっており、「Ctrl」を押しながらOfficeを起動させることでセーフモードで起動します。例えば、Outlookが調子悪い時は「Ctrl」を押しながらOutlookをいつもの様に起動させます。

セーフモードで立ち上げたいので、「はい」をクリックしましょう。

ここでわかることは、セーフモード=余計なアドインを起動させない。
ゆえに、セーフモードで起動する場合は、アドインが原因となっているため無効にすることで通常起動が可能になります。

2.修復をしてみる

Windows10であれば、設定⇒アプリ。
Windows10以前であれば、コントロールパネル、アプリのアンインストール。

MicrosftOfficeをクリックし、選択すると変更と言う場所がクリックできるようになります。
変更をクリックすると上記の様な選択肢が登場します。

◆クイック修復
基本的なエラーなどは改善されます。多くの問題は改善されます。
◆オンライン修復
全ての問題が修復されます。とは言え、再インストールをするこで解決されるため、再インストールが不能な場合回復しません。

まずは、クイック。ダメならオンラインとなります。

3.再インストール

修復も出来なかった場合、アプリから「変更」ではなく「アンインストール」を選びます。
そしてアプリを削除します。

再インストールは、Office2013Premium以降はアカウントから実行する必要があるため、アカウントにサインインしてください。
Microsoftアカウント、サービスとサブスクリプション
MicrosoftアカウントとOfficeが紐づけできている場合、Microsoftアカウントのサービスとサブスクリプションの中にOfficeが存在し、インストールがクリックできるようになっています。
そのインストールをクリックすることで、再インストールが可能です。

アンインストールできない。もしくは、アンインストール後もインストールできない場合は、
Fixitを実行。

Fixitとは、簡単に言うと通常操作では上手くいかない場合に手助けしてくれるツールです。
PCからOfficeをアンインストールする(Micorosoft)
本文内にダウンロードがありますので、そこからダウンロードして実行してください。

Fixitツールのインストールを始めるので、インストールを選択。

4.Fixit(完全削除)もできない

いよいよ、リカバリーかとなるのですが
その前にレジストリーの削除をすることで改善することがあります。
*ただし、レジストリーを誤って削除するとWindowsシステムそのものに多大な損傷を与え起動しなくなる場合があります。
Windows+Rで「ファイル名を指定して実行」を表示させ、「regedit」レジストリーエディタを起動させます。
*削除する前に削除する項目を選択し、エクスポートすることでそれのバックアップを取ることが出来ます。
*誤って消した場合は、インポートで戻しましょう。

4.【レジストリー】削除項目

HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥AppVisv内のサブキーを削除
*Program Files¥Officeと書かれている物があります。32bitの場合は(x86)
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Office
2013の場合は、15.0
2016の場合は、16.0
さらにその中のClickToRunを削除します。

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office内の15.0もしくは16.0内のサブキーを削除
*CURRENT_USER内のサブキーを消すと、ユーザー設定も消えるようです。
例えば、Outlookの設定情報やWord、Excelなどの履歴や設定など。

ゆえに、設定がある場合はLOCAL_MACHINE内のサブキーを削除した後に再インストールを試すといいでしょう。
*レジトリーを反映するため、作業が終わったら再起動が必要です。

*作業前に必ずバックアップを行ってください。